沖縄のお酒と言えば『泡盛』ですよね!泡盛は沖縄県の豊かな伝統と文化を代表する地酒で、琉球王国時代から続く長い歴史を持っているお酒なんです。
泡盛という名前を知っている、さらに飲んだこともあるという方も多いと思いますが、泡盛が一体どんなお酒なのかを説明できる人は少ないのではないでしょうか?今回はそんな泡盛について、その特徴や製造方法について分かりやすく解説していきます。
泡盛とは?
泡盛は沖縄県特有の蒸留酒で、日本最古の蒸留酒と言われています。琉球王国時代から続く伝統的なお酒で、タイ米を主原料に黒麹菌を使って発酵させ、単式蒸留法で作られます。一般的な焼酎は芋、麦などと麹を原材料にしていますが、泡盛は米麹だけが原料米なのが特徴的です。3年以上熟成させたものは『古酒(クース)』と呼ばれ、特に高く評価されています。
どんな味?香り?
度数が強いこともあり癖のある味なのでは?と思ってしまいがちですが、意外と飲みやすい、すっきりしたものが多いんです。もちろん、銘柄によって味わいは異なってきますが焼酎よりも芳醇な香りに甘みが強い味が泡盛の特徴です。更に泡盛は香りが非常に豊かなのがポイント。熟成度合いによってさらに香りが深くなり、古酒になるとバニラやナッツのような甘い香りが強くなります。
度数はどのくらい?
泡盛の平均的な度数は30%前後。焼酎のアルコール度数が20%前後と言われているため泡盛の度数は焼酎よりも高めなのが一般的です。
30%と言われると特にお酒にあまり強くない方は諦めてしまうかもしれませんが、泡盛は様々な飲み方が楽しめるところが魅力。ストレートでガツンと飲むだけではなく、ロックでゆっくりと楽しんだり、定番の水割り、さらにはコーヒーで割るなどして楽しむことができるんです。
どうやって選べばいいの?
ひとえに泡盛と言っても銘柄がたくさんありどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。もちろん銘柄によって味わいや香りが異なってきますが基本的には二つの種類に分けられます。
一般酒と古酒
一つ目は『一般酒』。熟成期間が3年未満の泡盛のことを一般酒と呼び、新酒と呼ばれることもあります。一般酒はすっきりとした味わいが特徴で香りも控えめなものが多いです。そのため泡盛を初めて飲む方にオススメなのが一般酒。食事のお供にカジュアルに楽しむことができるのも魅力です。
二つ目は『古酒(クース)』。上でも説明した通り、熟成期間が3年以上の泡盛のことを古酒と呼びます。古酒は熟成されたまろやかな口当たりと芳醇な香りが特徴です。バニラやナッツ、コーヒーなどの香りの他に、キノコのような香りがする少々癖の強い銘柄も。銘柄によっては初心者が飲みやすい古酒もありますが、やはり古酒は玄人向け。泡盛のディープな世界に浸ることができます。
常圧蒸留と減圧蒸留
常圧蒸留は古代から受け継がれる最もオーソドックスな蒸留方法。熱を加え高温化で蒸留をすることで原材料の風味や香りがしっかり出るのが特徴です。原材料の旨味やコクが残った豊かな味わいの仕上がりに。
減圧蒸留は1970年代から普及し始めた蒸留方法。空気を抜き気圧を下げ低い温度で蒸留させることで、すっきりとした爽やかな味わいになるのが特徴です。原材料の風味は残しつつ、飲みやすいフルーティーな味わいに。
泡盛を気軽に楽しめるオススメのお店
BAR bise(ビズ)那覇松山店
那覇市松山にあるバーBise(ビズ)には久米仙や菊の霧などの銘柄をはじめ、古酒であるおもろ10年など多数の銘柄の泡盛が揃っています。オリオンビールやカクテルなど沖縄ならではのお酒を目一杯楽しめる飲み放題プランがあるのが嬉しいポイント!特に新規客限定の『めんそ~れプラン』なら、泡盛がラインナップされた飲み放題の他にもダーツ投げ放題、フードサービスまで付いて沖縄の夜を満喫できること間違いなしです!
住所沖縄県那覇市松山1丁目14−19 松樹ペアシティビル 204(地図を見る)
電話番号 050-5472-2426
営業時間 22:00~翌7:00
定休日 年中無休
公式HP https://bar-bise.jp/
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泡盛について簡単に説明をしてきましたがいかがでしたでしょうか?
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